003.サーバル同一仮説 -かばんちゃんとサーバルちゃんの因縁

かばんちゃんとサーバルちゃんが初めて会ったのは第一話のことです。
…本当に?

 

サーバルちゃんの早起き

10話でミライさんのメモを観たサーバルちゃんは泣き出してしまいます。これについては現在いくつかの理由が考えられています。

  1. 早起きしたから
  2. 自分以外に同種族を見つけたから (Reaper説)
  3. 「前世」の記憶が喚起されたから

私は3の理由を支持しています。これについて以下で詳細に述べます。

同一仮説

以下、ミライさんと一緒にいた方のサーバルちゃんを旧サーバルと称します。

爆撃仮説で述べた事象の後、ミライさんは島の外へ行き、旧サーバルちゃんは島に残るという形で二人は別れます。

その前後に何らかの理由により旧サーバルちゃんのフレンズ化が解除され、元動物に戻ります。この際、記憶容量仮説に基づき、旧サーバルちゃんが持っていた記憶の大部分は失われますが、そのごく一部は元動物化後も残ります。

その元動物状態のサーバルちゃんにサンドスターが当たると、再び記憶容量がヒト並まで増大します。この時元動物状態で保持していた記憶は引き継がれるため、その中に含まれる旧サーバルちゃんとしての記憶も引き継がれます。

こうして生まれたサーバルちゃんは旧サーバルちゃんとしての、つまり「前世」の記憶を僅かに保持していると考えられます。

この、旧サーバルちゃんが新サーバルちゃんと同一個体であるという考えを「サーバル同一仮説」と称します。

裏付け

同一仮説が真だとすると、あらゆることに説明が付きます。

まず、10話でサーバルちゃんが早起きしてしまったのは前世の記憶が喚起されたからと考えられます。

1話でサーバルちゃんが「サバンナガイド」という言葉を使うのは違和感がありますが、これも前世でパークガイドたるミライさんと共に行動していた記憶の一部と考えることで説明が付きます。

また、縄張り意識が強いはずのサーバルがさばんなちほーを抜け出しかばんちゃんと旅をしたのは、前世の記憶からかばんちゃんにミライさんの面影を感じたから、という大変エモい推察が可能になります。

「サーバルちゃんは心理的な動きがあると左下を向く」という仮説があります。これは6話のライオンさん尋問シーンや10話の「誰だろう」のシーンで見られるものですが、1話の「やっぱり気になるからついて行こうかなって」のシーンにも見られる動きです。

同一仮説を受け入れるとするならば、この「気になる」という言葉の裏にはとても複雑な感情の動きがあったのでしょう。

 

アニメ「けものフレンズ」の裏には、輪廻転生を思わせる極めてスケールの大きな流れが横たわっていたのです。